完璧でなくてもいい。ベストを尽くせばいい。後で変えてもいい。
カウンセラーの勉強の一環として、先日、自分の目指すカウンセラー像などを考えて提出するという課題が出ました。
私は、課題が出た後、すぐに取り掛かり、自分なりの思いをまとめ始めました。
でも、
思いを言葉にすることの難しさ
思っていることを思っているような言葉にできないもどかしさ
もっと思っていることがあるのに、そもそも言葉という形にできないもどかしさ
を感じました。
そこで、私は、まぁ、少し寝かせてみよう!と思いました。寝かせたら、何かいい案が浮かぶかもしれない。
数年前までの私は、超完璧主義で、仕事の書類は何度も見返し、寝かせられるものは寝かせ、寝かせたことで自分の文章を違う目線から読めるようにし、修正に修正を重ね、120点の状態にしないと、提出することができませんでした。(今考えると、本当にすごい。もうそんな働き方はできません。)
でも、紆余曲折あり(←詳しくはまたの機会に)、今は70点の出来なら提出できるようになりました。むしろ、その自己評価70点の書類は、他者評価が90点や100点、それ以上のことも多くて、それを繰り返す中で、自己評価70点のものでも提出してOKなんだと思えるようになりました。
ただ、今回、課題を寝かせたのは、完璧にしたいというより、自分の心がカウンセラーやカウンセリングについて、どんな風に考えているのかをちゃんと知りたかったから。この課題は今後の活動の要になるような気がしたから。だから、ゆっくりじっくり考えたいと思いました。
なのに(笑)
仲間たちが次々と課題を提出している様子を見て、私も早く提出した方がいいかなぁ。最後になるのはなんか嫌だなぁって気持ちが湧いてきました。
そして、これが師匠の言っていた、競争の罠ってヤツか!と思いました!そして、楽しくなりました!(我ながら変わってる♡)
予め、師匠から「仲間で勉強していると、比較や競争の罠にハマりやすい。(比較や競争の気持ちが芽生えて、焦ったり進めなくなったりする。)」と教えてもらっていたので、自分の心が、その通りに動いていることがめちゃくちゃおもしろかった!(笑)
ということで、多少気持ちは揺れて、私、ダメかも…と競争の罠にハマりそうになりましたが、まあまあ、そういうもんだ!と思い、まあ、早く提出しなきゃって思ったなら、それはそれでいい機会だし、課題ももう2日寝かせたし、もう一度取り組もう!と決めて、そして、すぐに提出しました。
自分の思いをうまく言葉にできたかはわからないけど、今の私が表現できる状態のベストは尽くしました。それに、これから思いは変わるかもしれないし、考えが増えたり減ったりするかもしれない。その時はその時でまた修正しようと思います。
完璧でなくてもいい。ベストを尽くせばいい。後で変えてもいい。
昔はそんな風に思えなくて、ものすごくしんどかったけど、今はこの考え方が私を楽にしてくれています。
副産物のある、素敵な課題でした!師匠、ありがとうございました♡