クリスマス・イブに1年前の婚活供養
いつもありがとうございます。
頑張りすぎを卒業!らしく、楽に、生きる♡仕事と婚活カウンセラー
華(はる)です。
今日は、クリスマス・イブですね。
みなさんは、どんな一日を過ごされましたか。
私は、1年前の婚活のことを思い出していました。
今日のブログは、完全に自分ごとです。
お付き合いいただけたら、嬉しいです♡
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1年前の、2021年12月。
結婚相談所でお見合いをし、仮交際することになった彼は、とてもとても優しい人でした。
初めてのデートは、お互いの予定をすり合わせたところ、直近が12月25日。
彼から、「せっかくだから、華(はる)さんさえ嫌じゃなければ、クリスマスデートしましょう!」と誘ってもらい、とってもとっても嬉しかった。
彼は、まっすぐでした。私も、彼の気持ちに応えたいと思うようになりました。
でも、彼に合わせよう、彼のためにがんばろう、彼のことを好きになろう。
そう思えば思うほど、私は、彼との関係の中で、無理をすることが増えていきました。
テンションを彼に合わせる。
会話を彼に合わせる。
LINEの頻度を彼に合わせる。
他にもいろいろ。
完全に彼軸。
自分軸の大切さを知っているのに。
彼軸にハマっている。
なぜだろう。
抜け出せない。
苦しい…
食欲が出ない…
眠れない…
それでも、この時の私は、自分の体が教えてくれているSOSに気づかないふりをしました。
彼の気持ちに応えたかったから。
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彼と出会って3週間ほど経ち、私は3回目のデートの約束をしました。
彼の雰囲気から、次会ったら、真剣交際を申し込まれるんだろうな、と感じました。
でも、その時の私は、体のSOSを我慢できなくなり、心も体も、もう無理というところまで来ていました。
彼とのデートを思うと、頭痛がして、具合が悪くなってしまう自分がいました。
心の中で、「人として約束したことは守る!」という理性と、「もう無理!」という本心が戦っている状態が続くのです。
<理性>
・彼は、お店の予約もしてくれて、次に会うことを楽しみにしてくれているんだよ?
・次に会ってから、お断りしてもいいんじゃない?
・だって、せっかく予約してくれたんだよ?
・真剣交際を申し込まれてから、お断りしてもいいんじゃない?
・それに、真剣交際を申し込まれるかどうかなんて、まだわからないじゃん。
・お断りするにしても、約束をキャンセルして交際終了したいなんて、人としてどうなの?あり得なくない?
<本心>
・もうこんなに、心も体もボロボロだよ…
・もう無理だよ…
・しんどいよ…
・やめたいよ…
私は、理性と本心、両方の言ってることを聞きました。聞き続けました。
そして、自分の心と体が無理!といっている以上、
私は、もう彼に期待を持たせたくない。
彼は、真剣に婚活をしているんだから。
私は、もう彼の時間やお金を奪いたくない。
彼を大切に思うからこそ、今、ちゃんとお断りをしなくちゃいけない。
そう思って、相談所の担当さんに連絡をしました。(相談所には、直接お相手にお断りを伝えてはいけないルールがあります。)
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私は、彼と交際終了したことで、自分軸を取り戻しました。
でも、それは、大きな罪悪感もセットでした。
それから、私は、どれだけ自分のことを責めただろう。何度、自分に言っただろう。
最悪。
一番最悪なタイミングでお断りをした。
きっと彼をものすごく傷つけた。
やっぱり、私はダメな人間だ。
私は、恋愛に向いていない。
この罪を背負って、私は生きていくんだ。
私、本当に、有り得ないことをした。
最低、最悪だ。
何度も何度も自分を責めて、泣きました。
彼の気持ちに応えられなかった自分を責めました。
それでも、少しずつ少しずつ、友達に話を聞いてもらったり、カウンセラーさんに話を聞いてもらったりしながら、
がんばってたの、私。
うまく愛せなかったけど、がんばってたのよ、私。
彼のこと、愛したかったのよ、私。
でも、パートナーとして好きになることができなかったのよ、私。
半年以上かかりましたが、そんな風に思えるようになってきました。
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先日、お弟子講座の中で、実習がありました。
『自分の人生における失敗や挫折』を話し、
仲間から『魅力・価値・才能を引き出し、ビジョンを見てもらう』実習です。
その時に浮かんだのは、この彼のことでした。
うまく愛せなかった。
うまく愛したかった。
でも、できなかった。
ごめんなさい。
1年たった今でも、私はまだ自分を責めているなぁと感じていたからです。
そして、この実習を通して気づきました。
私は、ちゃんと彼を愛していました。
彼のことを、パートナーとして愛することはできなかったけど、
人として大切に思っていたから、
一人の人間として愛していたから、
ちゃんとお断りをした。
ちゃんとお別れを選んだ。
その後、彼がどのくらい落ち込んだか、傷ついたかは、私は知る術がありません。なぜなら、それが結婚相談所というところだから。
でも、その数か月後、私は、彼のプロフィールが『交際中』表示になり、『退会済み』表示に変わったことを知っています。成婚退会したんだろうなぁと思いました。
きっと、彼の愛を受け止めてくれる、素敵なパートナーと出会えたのだと思います。
もし、私がだらだらと彼との交際を続けていたら、彼は新しい出会いを逃していたかもしれません。
そう思うと、あの時の私の選択も、苦しみも、涙も、ちょっとは彼の役に立てたのかもしれない。そんな風に感じます。
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私は、彼と出会った時、好きなお鍋の話をしたのを覚えています。
私は『赤から鍋』が好きです。
名古屋名物のお鍋で、スーパーで鍋の素が売っています。
私の話を聞いて、彼も赤から鍋を試してくれ、他愛もない話で盛り上がったことを覚えています。
だから、私はこの1年、大好きな赤から鍋が食べられませんでした。
彼を思い出してしまうから。
しんどくなってしまうから。
でも、今朝、私は、赤から鍋を作りました。
もう、この思い出を供養してもいいかなぁと、やっと思えたからです。
クリスマス・イブ。
私の夜ご飯は、チキンでもケーキでもなく、赤から鍋です!
まぁ、そんなクリスマスがあってもいいですよね♡
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もし、あなたも、誰かを愛せなかったと苦しい思いを抱えていたとしたら…
誰かを愛せなかったと思うのは、愛したい気持ちがあったからだと、今の私は思うのです。
愛したい気持ちは、愛だと思います。
うまく愛せても、うまく愛せなくても、愛は愛。
愛せなかったと苦しむのは、そこに愛がある証拠です。
愛がある優しいあなたが、素敵な週末を過ごせますように。
祈っています。
華(はる)