いくつになっても、好きな人と結婚していい♡
カウンセラーの勉強の一つに、『いろいろなカウンセラーのカウンセリングを受けてみる』という課題がある。
そこで、私は、以前友達にオススメしてもらった、結婚相談所のMさん(経営者であり、仲人であり、カウンセラーでもある方)と話をしてみたい!と思った。
オススメしてくれた友達は、心理学の勉強で出会った友達で、婚活仲間でもある。
オススメしてもらったことを、ずっと覚えてはいたのだけれど、2ヶ月間、動き出せなかった。
でも、今回、課題を理由にして、チャレンジしてみることにした!
私は、私の家から、新幹線で3時間はかかる距離にある結婚相談所に、婚活相談の予約の電話をした…
もう、その電話から面白かった!
3分半しか話してないのに、私は合計4回もMさんのケータイに電話をした。
Mさん「ごめんなさいね、何度も切れちゃって〜」
私「なんだか切れますね〜」
Mさん「なんだか今日は電波が悪くって〜」
私「大丈夫です、何回でもかけます!」
と話しながら、何度も電話が切れて、何度もかけ直して、2人で大笑いした。
Mさんは、とても穏やかで優しい声。話し方からも笑い方からも、全てのことを大らかに優しく包み込む雰囲気が伝わってきた。
予約して4日後、私はzoomで婚活相談をさせてもらった。
婚活歴や今の状況などを、Mさんに聞かれながら話していく。Mさんはうなずきながら、一つひとつを受け止めてくれる。そして、Mさんが気づいたことや感じたこと、思ったことを伝えてくれる。
そして、途中、Mさんから「年齢的にも、結婚したいなら、期限を決めた方がいいわよね」と言われた。
期限…
それは、いついつまでに結婚する!っていうやつですな!
すかさず、私は
「確かに、それはわかるんですけど、でも、私は期限を決めることで、好きじゃない人と結婚するのは嫌なんです。
婚活している人の中には、結婚することが目的で、結婚できれば、お相手にはそんなにこだわらないって人がいるのも知っています。
でも、私はそうじゃなくて、好きな人と結婚したいんです。好きじゃない人と結婚するくらいなら、結婚しなくていいと思ってます。」
と伝えた。これが私の本心だから。
Mさんがどんな反応をするか、少し怖かった。
そんなんじゃ結婚できないわよって言われる?呆れられる?否定される?
でも、Mさんは、呆れも否定も一切しなかった。好きではない人と結婚することを、結婚とは言わない、とはっきりと答えてくれた。
「それは結婚とは言わないわ」
「私は、それを結婚とは言わない」
Mさんは、まっすぐそう伝えてくれた。Mさんが、心からそう思っていることが伝わってくる。もう、その安心感たるや♡
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以前、違う相談所の人から、考え方を否定されたり、自分の存在を否定されるようなことを言われたりすることがあった。だから、私は相談所ってそういう場所なんだと思い始めていた。
相談所は、そういう、普段、人に言われないようなことも言われながら、結婚に向けて、自分の心と向き合い、努力していく場所なのかもしれないと思っていた。
相談所で、傷ついたり悲しくなったりすることもあったけど、まぁ、そういう場所だからそういうこともあるか〜と思ったり、そういう場所はやっぱり私には合わないから、やめた方がいいのかな〜と思ったりしていた。
だからこそ、今回、結婚相談所というところに、Mさんのような人がいることに驚き、感動した♡出会いに感謝した♡
続けて、Mさんは話してくれた。
「好きな人と結婚しないと、その結婚は続かないわ。少なくとも、相手のために、美味しいご飯を作ってあげたいなぁとか、綺麗な景色を見せてあげたいなぁとか、思える相手じゃないとね。」
はい!私もそう思います!そういう人と結婚したいです!私は、私の心が喜ぶ人と結婚したいです!
好きな人と結婚したいとか、夢物語かよ!って思われるかと思ったけど、私の思いを肯定してもらえた。応援してもらえた。本当にうれしかった。
他にも、たくさん、素敵な話を聞かせてもらった。
嘘偽りのない自然体のMさんと話させてもらったことで(優しい笑顔で、ちょいちょい毒舌なところも好きになりました♡)、婚活相談とか以前に、カウンセラーとして、人としてのあり方に、いろいろ感動した。
カウンセリングを通して、また、新たな気づきをたくさんもらえた。
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日本では、カウンセリング=病気の人が受けるものって、イメージがまだまだある。
実際、私も、心理学やカウンセラーの勉強をしていない友達には、「カウンセリングを受けたよ!」と言いにくいところがある。
でも、アメリカではカウンセリングは一般的で、風邪薬をもらいに行くような感覚で、カウンセリングを利用するとも聞く。
日本でも、カウンセリングが身近になったらいいなぁと思っています。
病気でも、病気じゃなくても、受けたい時に、受けたい人が、カウンセリングを受けられるようになっていったらいいなぁと思います。
あ〜!誰かに話を聞いてもらいたい!
そう思った時、カウンセラーやカウンセリングという手段があるということを思い出していただけたら幸いです。
ありがとうございました♡